皆さん、おはようございます。本日の担当は、よしこ先生です。では、よろしくお願いします。
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だんだん暑くなってきました。先月は5月なのに30度を超える日もありました。今年の夏の暑さを想像すると恐ろしくなります。
今回は「ございます」について考えてみます。
本やネットに様々な説明がありますが、ここでは文部科学省文化審議会が公開した「敬語の指針」を引用します。
「 です ます は<相手>に対する敬語として働く。この種の敬語は 一般に 「丁寧語 」 と呼ばれている。 なお,これらと同じタイプで、更に丁寧さの度合いが高い敬語として「(で)ございます」がある。
(中略)
丁寧語のうち「(で)ございます」は、謙譲語Ⅱと同程度に丁重な表現である 。
「「謙譲語と同程度」とあるせいか、ビジネス日本語の教科書では「(で)ございます」が「謙譲語」として載っていることもあります。
使い方:
「Lサイズも、ございます」
「こちら、コーヒーでございます。」
日本語を勉強している皆さんは 丁寧語か謙譲語かということより、ていねいに話すときに使う言い方として覚えるのがいいと思います。